原因はストレス?多発性円形脱毛症は治る?

原因はストレス?多発性円形脱毛症は治る?

原因はストレス?多発性円形脱毛症は治る?

多発性円形脱毛症は老若男女問わず、様々な要因によって引き起こされる「突発性の円形脱毛」が複数箇所に広がる症状です。見た目にも影響するので、一旦発症してしまうと新たなストレスにもなりかねない、多発性円形脱毛症についてご紹介します。

 

女性の多発性円形脱毛症とは?

多発性円形脱毛症は老若男女問わずかかってしまうことがあり、時には子どもにも発現することがあります。ただ、男女比でいえば女性の方が多い傾向にあります。複数箇所の円形脱毛が順に発現することもあれば、同時に発現することもあり、個人差があるのが特徴です。

 

平均して1つの脱毛箇所は10円玉程度の大きさであることが多いですが、脱毛箇所が非常に近い場合はもっと大きく見えることがあります。発現箇所は頭頂部が多いのですが、頭部全体に発現する可能性もあり、後頭部に集中している場合は指摘されるまで気づかないこともあります。

 

多発性円形脱毛症の原因

 

原因はストレス?多発性円形脱毛症は治る?

多発性円形脱毛症の原因として考えられているものには次のようなものがあります。

  • 毛周期の異常
  • 自己免疫疾患
  • 内分泌障害
  • 自律神経障害
  • 遺伝(誘引因子)
  • ストレス(誘引因子)

 

この中で一番影響が高いと考えられているのが「自己免疫疾患」です。髪の毛を支える皮膚や毛根を体内の自己防衛機能が誤って攻撃してしまうため、自己免疫疾患の影響として多発性円形脱毛症を発症するのです。そのほかの理由も頭皮の自己免疫力を下げる原因としては有名なものです。

 

極度のストレスにより多発性円形脱毛症に罹患する人も多いものの、多発性円形脱毛症=ストレスが原因、という研究結果がまだなく、過剰なストレスで血行や自律神経のバランスが損なわれることにより発症する、という「誘引因子」と考えるのが一般的です。

 

多発性円形脱毛症になりやすい人の特徴

 

原因はストレス?多発性円形脱毛症は治る?

性格との確実な因果関係があるわけではありませんが、統計上は「まじめな人」がかかりやすく、また再発しやすい傾向にあります。理由としてまじめな人はストレスを溜めやすく、免疫疾患や自律神経疾患にかかりやすい→その結果頭皮にも影響がきた場合には多発性円形脱毛症を発症する、ということなのです。

 

また、遺伝も関係しており、直系の家族に円形脱毛症を発症したことがある人がいる場合も、少なからずその影響を受ける可能性があります。

 

多発性円形脱毛症の対策

多発性円形脱毛症には以下の対策(治療)が有効であると考えられています。

 

  • 塗り薬・飲み薬の服用(血行を良くし、アレルギーなどの誘引因子を減らす薬を使用)
  • 液体窒素・雪状炭酸圧抵療法(雪状のドライアイスなどを使用し、冷気を通して肌に刺激を与える)
  • ステロイド薬の使用(塗布、注射、点滴など。子どもには使用しない)
  • 局所免疫療法(かぶれなどによる再発を防ぐために、局所的に疑似炎症を起こし免疫力を上げる)
  • 光線療法(免疫力そのものに働きかける医療用紫外線を照射)

 

原因はストレス?多発性円形脱毛症は治る?

それぞれに利点と副作用などの懸念点があるため、自分の症状に合わせて医師に相談することが大切です。1円玉程度の小さなものは一時的なもので、気が付いた時には自然と症状が改善していることもありますが、複数箇所に発現した場合は、やはり小さくても受診しましょう。

 

多発性円形脱毛症と睡眠の関係性

多発性円形脱毛症の原因として、自己免疫疾患・自律神経疾患や、誘引因子としてストレスが関連しているというのは前述の通りですが、これらの因子を少しでも減らすために「睡眠」を見直すのも有効だと考えられています。睡眠時間が不足すると血行が悪くなり、頭皮に必要な栄養素が不足しがちになります。

 

そのため、症状が進行してしまうことも珍しくありません。また、睡眠時間が長くても、途中で起きたりと集中できない場合は、ストレス因子がなくならず、症状の悪化にもつながりがちです。長時間だらだらと眠っても、効果が少ないため、最低限必要な時間を確保するとともに、直前にスマホなどの刺激を受けない、明かりはできるだけ消す、など安眠できる工夫も大切です。

 

多発性円形脱毛症に効果のある食事

髪の毛はほぼタンパク質でできています。そのため、治療中はタンパク質の多い食事を心がけるとよいでしょう。鶏肉、白身魚、卵といった動物性のタンパク質を多く含むものを摂取することがおススメです。

 

原因はストレス?多発性円形脱毛症は治る?

また、女性の味方である「鉄分」やビタミンEが不足するとせっかく生えてきた髪の毛がパサパサになることも。鉄分は豚レバーやホウレン草、ビタミンEはアーモンドやオリーブオイルなどの油分に含まれています。いずれの食べ物に偏りすぎることなく、バランスよく食生活を送ることが重要なポイントです。

 

まとめ

症状が発症した時には想像以上に症状が進行していることもあります。早期受診ができれば完治の可能性も高い症状です。また発生箇所が多いケースの場合は数か月過ぎたころから症状の改善が大きくみられることもありますので、「心配なら早めに、諦めずに治療」することが大切です。

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