女性にも起こる生え際の後退!原因やケアの方法は?

女性にも起こる生え際の後退!原因やケアの方法は?

髪をセットする時、おでこの生え際が後退しているのにふと気付き、ショックを受けるということは、成人した女性なら経験したことがある人も多いはず。生え際の後退が始まったら、日常的な頭皮のケアが必要になります。今回は、生え際が後退する原因やケア方法についてご紹介します。

 

女性にも起こる生え際の後退!原因やケアの方法は?

生え際が後退してしまう原因

女性の生え際は細い髪が多く生える部分で、繊細な場所。繊細な部分だからこそダメージを受けやすく、薄毛・抜け毛の症状が現れやすいのです。その主な原因は5つあります。

 

  • 女性男性型脱毛症(FAGA)
  • ホルモンバランスの乱れ
  • ファンデーションや・洗顔料の使用
  • 髪の縛り方
  • 血行不良

 

女性男性型脱毛症(FAGA)

女性男性型脱毛症(FAGA)は、女性に起こる男性型脱毛症(AGA)です。FAGAはAGAと同様に男性ホルモンの影響を受けた薄毛で、早い人では女性ホルモンの分泌量が減少する35歳頃から症状が出始めます。FAGAは生え際だけではなく、髪全体に薄毛や抜け毛の症状が現れるのが特徴です。

 

ホルモンバランスの乱れ

女性にも起こる生え際の後退!原因やケアの方法は?

加齢により女性ホルモンが減少する以外でも、ホルモンバランスを崩すことで男性ホルモンが優位に立ち、FAGAのような症状を起こすことがあります。ホルモンは脳から分泌されているため些細なことでも影響を受けやすく、ストレスや睡眠不足、無理なダイエット、不規則な生活など、日常の悪習慣によってホルモンバランスが崩れるとされています。

 

ファンデーションや・洗顔料の使用

本来顔に使用するファンデーションや洗顔料を生え際ギリギリまで使用してしまうと、その刺激により髪が抜けやくなると言われています。ファンデーションをクレンジングした後に、落とし残しがあるのも長い間生え際の毛が刺激を受け続けることになりますのでよくありません。

 

髪の縛り方

髪をポニーテールにまとめたり、後ろに引っ張られるような結び方を長期間していると、生え際部分に強い力がかかり続け、抜け毛の原因となります。特に髪が長い人は髪を結ぶと髪の重さ分ダメージを受けやすいので、注意が必要です。

 

血行不良

ストレスや喫煙、運動不足、目の疲れなどにより毛細血管が収縮し、頭皮の血流が悪くなる血行不良の状態になると、髪の毛に栄養が行き届かなくなります。そうすると髪の毛がやせ細り、薄毛・抜け毛の症状が出てしまいます。

 

生え際の後退を促進してしまう生活習慣とは?

普段の生活で生え際の後退が促進してしまう悪習慣があります。知らず知らずのうちにやってしまっている悪習慣とはいったいどのような習慣なのでしょうか。髪に及ぼす影響についてもご紹介します。

 

女性にも起こる生え際の後退!原因やケアの方法は?

  • 睡眠不足
  • 喫煙・お酒の飲みすぎ
  • 偏った食生活
  • 常にストレスを抱えている状態
  • 間違った髪の洗い方

 

睡眠不足

髪や皮膚を育てる成長ホルモンは寝ている間に分泌されます。睡眠不足の状態では、その分成長ホルモンの分泌量が少なくなり、髪の成長によくないとされています。特に成長ホルモンの分泌が多くなるゴールデンタイム(午後10:00〜午前2:00)の時間帯の睡眠を確保するのが大切です。

 

喫煙・お酒の飲みすぎ

タバコの成分のニコチンやタールは、末梢神経の収縮を引き起こし、血流を悪くしてしまう原因となります。飲酒は、アルコールを分解する際に髪を作る成分アミノ酸が大量に使われ、髪にまで必要な栄養分が行き届かなくなるため、抜け毛が増えると言われています。

 

偏った食生活

約18種類のアミノ酸からなるたんぱく質ケラチンや、ケラチンを合成するのに必要なミネラルは髪にとって必要な成分。偏った食生活では髪や頭皮に栄養分が行き届かず、薄毛になる可能性があります。

 

常にストレスを抱えている状態

常にストレスを抱えている状態でいると、髪に必要な成分亜鉛が体の中で大量に消費されてしまい、髪を生成する栄養分が減ってしまいます。また、自律神経のバランスが崩れ、血流が悪くなって髪に栄養がいかなくなり、抜け毛が増えることがあります。

 

間違った髪の洗い方

毎日の洗髪で間違った洗い方をしていると、髪と頭皮に直接ダメージを与えてしまい抜け毛や薄毛を引き起こします。ゴシゴシ洗う、爪を立てて洗う、1日に何度も洗う、洗浄力の強いシャンプーで洗うなどの間違った洗い方はやめましょう。髪を洗う時は指の腹でマッサージをするように洗うとよいです。

 

生え際の後退を防ぐ食べ物は?

生え際の後退を防ぐには、髪を健康な状態に保つ必要があります。髪を生成する栄養素や髪によいとされる栄養素を含んだ食べ物を摂取し、健康な髪を育てましょう。

 

女性にも起こる生え際の後退!原因やケアの方法は?

良質なたんぱく質

髪の成分は99%が約18種類のアミノ酸で結合されたたんぱく質でできています。たんぱく質の中でもアミノ酸の含有バランスの良い良質なたんぱく質は、太くて丈夫な髪を育てます。あじ、まぐろ、鶏モモ肉、牛乳、卵といった動物性たんぱく質と、枝豆、大豆、豆腐、おからといった植物性たんぱく質をバランスよく摂っていきましょう。

 

亜鉛

亜鉛は髪の成分となるたんぱく質の合成を行い、髪を作る毛細細胞の細胞分裂を促す栄養素です。かき、いわし、豚レバー、牛モモ肉、高野豆腐、パルメザンチーズ、ゴマといった食品に多く含まれ、ビタミンCや動物性たんぱく質などと一緒に食べることで亜鉛の吸収率がよくなります。

 

鉄分

鉄分は髪に栄養を運ぶ役割があります。不足すると髪に栄養が行き届かずパサついたり、抜け毛が増えたりするため、積極的に摂取しましょう。鉄分を多く含む食品は、レバー、カツオ、干しひじき、青のり、ほうれん草、煮干し、きな粉などです。鉄分は、ビタミンCと一緒に摂ると吸収しやすくなるので、野菜や果物と一緒に摂取するとよいです。

 

ビタミンE

ビタミンEは頭皮にダメージを与え、抜け毛の原因である過酸化脂質の生成を抑える作用があります。アーモンド、オリーブオイル、うなぎ、鮎、すじこ、かぼちゃ、大根の葉といった食品に多く含まれています。ビタミンEもビタミンCと一緒に摂ると吸収率が上がるとされており、効果的に摂取できます。

 

イソフラボン

イソフラボンは、加齢により分泌量が減ってしまう女性ホルモンを補うのに有効とされている成分で、髪につやとハリを与えてくれます。納豆、豆腐、油揚げ、大豆、味噌などに多く含まれており、和食メニューとして取り入れるのがおすすめです。

 

生え際のマッサージ方法

 

女性にも起こる生え際の後退!原因やケアの方法は?

抜け毛・薄毛の原因となる頭皮の血行不良を改善するには、血行を促進し老廃物の詰まりをなくすマッサージが効果的です。気になる生え際だけでなく頭皮全体をマッサージしていきましょう。

 

簡単な頭皮マッサージの方法をご紹介します。まず、こめかみから耳の上辺りに親指以外の4本の指を置き、親指を耳の後ろの後頭部に持っていき固定します。親指は固定したまま4本の指を使って円を描くように優しくマッサージします。下から上へ流れる頭皮の血流と同じように、下から上へ少しずつ場所をずらしながらマッサージしていきましょう。生え際部分は特に髪が細いので優しくマッサージしてください。マッサージする時は指の腹を使い、爪を立てないよう気を付けましょう。

 

女性にも起こる生え際の後退!原因やケアの方法は?

頭皮マッサージの時に、クレンジングオイルを使用するという方法もあります。クレンジングオイルを使った頭皮マッサージは、クレンジングオイルを頭皮に塗ることで余分な皮脂や毛穴に詰まった汚れを取りながらマッサージを行うことができます。マッサージの後は、お湯で洗い流し、シャンプーとリンスをしてください。クレンジングオイルによっては、刺激が強いものもありますので、成分を確認してから使用しましょう。

 

生え際の後退を促進させない頭皮ケアの方法

生え際の後退の促進を防ぐ食べ物や頭皮マッサージの方法についてご紹介してきましたが、その他にできる頭皮ケアの方法について5つご紹介します。

 

女性にも起こる生え際の後退!原因やケアの方法は?

1、生活習慣を改善する

前述で紹介した髪や頭皮によくない悪習慣をやめ、質の良い睡眠をとる、禁煙をする、バランスの良い食事を摂るなどして、生活習慣の改善を行いましょう。髪だけでなく健康被害まで引き起こすストレスは発散する方法を見つけ、ため込まないようにするとよいでしょう。

 

2、目を休ませる

目を酷使すると目に悪いだけでなく、頭皮にまでコリが発生します。コリは頭皮の血行を悪くし、髪に栄養が行き届かなくなります。パソコン・スマホを長時間操作する際は、時々休憩をして目を休める、目の周りの骨の部分・こめかみ辺りをマッサージする、蒸しタオルで目を温めるなどして目の疲れをとりましょう。

 

3、ヘアスタイルに注意する

女性にも起こる生え際の後退!原因やケアの方法は?

いつも同じ位置で髪を分けていたり、同じ髪のまとめ方をしていたりすると、その部分に負担がかかり抜け毛の原因となります。パーマやカラー、ヘアアイロン、スタイリング剤などの使用も髪や頭皮へのダメージが大きいです。頭皮に優しいヘアスタイルに時々変えるなどして、頭皮を休ませる期間を作りましょう。

 

4、頭皮を保湿する

頭皮の乾燥は紫外線によるダメージやホルモンバランスの乱れ、老化など様々な要因で起こります。頭皮環境の悪化は薄毛・抜け毛に繋がりますので、髪専用のローションや顔用の保湿成分の入った化粧水・乳液を使って保湿を行いましょう。

 

5、育毛剤を使用する

頭皮の血行を促進し、髪を作る細胞を活性化する効果が期待できる女性用の育毛剤を使用するという頭皮のケア方法もあります。女性用の育毛剤は様々な種類が出ていますので、自分の症状に合わせた有効成分で選ぶとよいでしょう。育毛剤の効果は6か月で現れるとされています。肌にトラブルを起こさない限りは、半年間継続して使い続けましょう。

 

まとめ

生え際の後退だけが進む男性の薄毛とは違い、女性の場合は生え際以外も髪が細くなり全体的に薄毛・抜け毛の症状が出ることが多いです。髪によい食べ物を食べる、頭皮マッサージをする、生活習慣を見直すなどして、頭皮全体のケアをしていきましょう。

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